佳作 賞金25万円+トロフィー:『食い物の食い物』すいせい(東京都・20歳)

ストーリー

ある嵐で妻と子を喪った漁師のマト。しかしマトの友人のノブは、「息子のリキが帰ってきた」という奇妙な話をマトから聞く。その姿をノブも目撃するが、リキはなぜか大量の魚を食べるようになっていた。

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●ちば先生より

コマの運び方、眼の演技、間の取り方など優れた演出力をもった表現なので、じわりと不気味さが伝わってくる。物語冒頭の居酒屋で、マトの妙な話に、店主や他の客が一寸気づいたり、マトが腕をやられる前に近くの犬や猫がいなくなったり……というエピソードを加えていたら、更に恐怖を演出できたかもしれないね。それにしても、リキやラストのマトを妖変させる怪物の正体は一体何だったのか知りたいぞ。

●受賞のことば

漫画学校に通いながら描いたのでクオリティの点で心配でしたが、本当に嬉しいです! 食べた物に化ける謎の生物を描きたかったので、これから伝えたいことをしっかり表現できるように頑張ります!

●担当編集より

類稀なる絵と演出の力で、いつか必ずすいせいさんにしか作り出せない世界を見せてくれると感じています。作品をまとめる力をどんどん付けていってもらい、多くの作品を世に送り出してほしいです。次回作、そしてデビュー作が楽しみで仕方がありません。

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