奨励賞 賞金10万円+トロフィー:『ディヴィッドの肖像』 雨瀬シオリ(東京都・21歳)

ストーリー

大戦の最中、敵国のジャングルで迷った兵隊ディヴィッドとレナードは現地の少女リーと出会う。言葉が通じない彼らは絵を通じてリーと心を通わせていくのだが……。

●ちば先生より

鋭く走るペンタッチ、勢いのある線による人物描写や、背景処理、構図などが時には心地よいが、所々、走り過ぎているせいか状況がわかりにくい部分があり、惜しまれた。ディヴィッドとレナードのやりとりがドタバタ調で描かれたため、戦場の緊迫感が薄れてしまったね。この話は、もう少し静かな演出で表現した方が、読者の心に残る作品になったと思うよ。

●受賞のことば

漫画を読まない家族、友人にも応援されて、一人「カントリーマアム」を食べながら机に向かう孤独な戦いにも張りが出てきました。頑張ります。

●担当編集より

男二人のドラマが描きたいという明確なテーマがある雨瀬さん。基本的な画力があり、年齢も若いので、これからに期待です。

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