大賞:『最期の人』田口佳宏(東京都・27歳)

ストーリー

自分が好きになるものはいつも、解散したり閉店になってしまう、女子高生のアヤ。大好きだったおじいちゃんも自分のせいで死んでしまった……。ある日、気になるクラスメイトの富士見くんに告白されて……。

●受賞のことば

権威ある賞で大賞をいただきありがとうございます。連載やりたいです!(田口氏)

●ちば先生より

ストーリーも演出も登場人物も、静かな表現で地味だけどしっかりと練り上げ構成していて、読み応えのある一篇に仕上げている。ただ、家族やクラスメートたち一人一人の性格を描き分けようとはしているが、まだ同じように暗く重く見えてしまうのが気になるね。明るいキャラも描けるようになると作品の幅もぐんと広がるぞ。

●担当編集より

人物描写の巧みさと、構成力に驚かされました。おじいちゃんのキャラクターなどに発揮されているようにユーモアのセンスもあり、暗くなりがちなテーマにもかかわらず、穏やかで余韻のあるエンディングになっています。

 

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