井上 芳雄 as ケンジ、濱田 岳 as 古谷、塩見 三省 as 福田、新井 浩文 as 溝口

人脚本は、脚本家がひとりで作るのではなく、プロデューサー、監督、三者それぞれがこだわりをぶつけあい、改稿を重ね、さらに現場で変わって行くもの――。…　

新人宇宙飛行士誕生!2009年、3人はJAXA第31期宇宙飛行士訓練生に選ばれた。2年間の基礎訓練を経て、2011年に宇宙飛行士訓練生からISS搭乗宇宙飛行士に認定。彼らがISSで活躍する日も、もう近い。…

「税金を使う仕事ですから、必ず成果のあがる開発をしなければいけない」と語るのは、長年JAXAで人工衛星の開発に関わってきた中川敬三さん。「厳しいから、面白いんですよ」淡々とした言葉とクールな横顔から、時に熱い「 プロ意識」が垣間見える。…

「海外に留学した中学生の娘を思うような感覚でした」16年前、初めて設計から運用まで手がけた人工衛星のことをそう語るのは、三菱電機の宮崎景太さん。「別の仕事をしている時も、休みの日も、いつも宇宙を飛行する衛星のことを考えてしまう。…

～ 巨大ロケット・アリアン5を追いかけた、3泊7日・仏領ギアナの旅～ディス、ヌフ、ユイット、セット、スィス、サンク、カトル、トロワ、ドゥ、アン、ゼロ――。　ぷすん。…

「宇宙兄弟」に激しく共鳴し、抑えきれない創作意欲に襲われた真心ブラザーズは「サニー」という新曲を書き下ろした。そして、かねてから真心ブラザーズを愛していたという「宇宙兄弟」の作者・小山宙哉は…

六太よ。俺は今、猛烈にお前に失望している。いや、確かに宇宙飛行士になるという夢を追うお前の姿には何度涙させられたか分からない。しかし俺がお前に言いたいことはただ一つ。「お前、せりかを落とす気あるのか！？」。…

地球が惑星クドルスと交易関係を結ぶようになってから、既に半世紀が経過している。惑星クドルスがもたらす潤沢な鉱山・天然ガス資源が地球の産業をより活発にし、また、地球が排出する放射性廃棄物が惑星クドルスにとって貴重なエネルギー源となることは、もはや周知の事実であろう。…

ヅカさんとキーチさんは兄弟みたいだと、みんなが言う。いつも髪がぼさぼさで人づきあいの悪いヅカさんと、背が高くすっきりしていて社交的なキーチさん。ふたりの見た目はかけ離れている。交響楽団での担当もまったく違う。…

出発前に、宇宙飛行士・向井千秋さんからこんな言葉をかけられた。「君はこれから宇宙よりも遠いところへ行くんだから頑張ってね！」「え？」と、思わず聞き返す。だって僕が向かおうとしていたのは、南極。…

宇宙では、地球上であたりまえのことが通用しない。我々の想像をはるかに超えた無重力の世界。地球上の感覚で考えている限り、ロケット内部の設計はできない。そこで、快適に長期滞在するために、宇宙のためのインテリアを研究しよう！…

ある日、お風呂で湯船に浸かっていた時のこと。湯気で天井に滴る水滴がふと目に留まりました。つぶさに見ていると、水滴が目に見えない程の速度で大きくなっているのか、重さの変化が起こっているらしく、ゆっくり移動しています。…

宇宙飛行士の大事な仕事の一つに「記者会見」がある。世間に宇宙飛行の意義を伝え、興味を持ってもらえるかどうかは、宇宙飛行士の発言によるところが大きい。そのためNASA ではメディアトレーニングを行っている。…

2011年7月、スペースシャトル・アトランティス号の飛行が無事に終わった。1981年から始まったスペースシャトル計画の135回目の飛行。そして最後の飛行。1996年に亡くなった著名な天文学者カール・セーガンは生前、こう言っていた。…

あなただけの一冊（星）を探しに、本屋さん（宇宙）へ行こう――。『すーちゃん』の益田ミリが描く、なんでもない日々をちょっとだけ変える本との出会いのお話。

六太たちと一緒に、宇宙飛行士選抜試験を受けていた福田さんは、そう心の中でつぶやいた。夢が見つからない。夢さえ見つかれば、自分も頑張れるのに。そんな風に考えていると、一生、頑張るときは来ない。夢が見つかってから、行動するのでは遅い。自分が何をしたいのか、何者なのかもわからないなかで、がむしゃらに動き回っていると、夢が次第と見つかってくる。さあ、行動しよう。今日という新しい日は、挑戦をするのにうってつけの日だ。